出版 |
東京創元社
創元推理文庫295 |
ロンドン近郊ステインズに住む富豪ローランド・チャタトン卿は、ある日庭先で安楽椅子に腰掛けたまま射殺されていた。あらゆる点からみて、これは自殺としか考えられない。それに銃声が聞えたとき、その場にはローランド卿しかいなかったのだ。検死裁判の評決も自殺ということになった。しかし事件をめぐる複雑な事情から、司直の再捜査が始まることになる。待望の警視に昇進したフレンチにとって、これは最初の事件であった。ステインズ警察と協力してフレンチは新しい肩書きにふさわしい活躍を見せる。 |