出版 |
東京創元社
創元推理文庫106-16 |
イングランド西南端コーンワルのうるわしい海岸で、第二次大戦のさなか、誰からも好かれ、誰からも愛された、善良な一老人が爆死する。敵の漂流機雷か、それとも味方の軍隊の過失か。警視庁から派遣された、おなじみフレンチ警部の慧眼によって、事件は俄然、悪質な殺人事件と変わる。ついで起る第二の事件。この二つの事件は関連があるのか、ないのか? 何一つ疑問のまま放任しておくことの出来ない性格の警視の、丹念な捜査と推理とは、次第に網を引き締めて、ついに犯人を自縄自縛させる。フレンチ警視は、再び勝利の凱歌をあげた。 |