【感想】★★★
ラヴゼイの処女作で、高い評価を受けているのも頷ける内容でした。とにかく人物がとてもよく描かれていて、様々な人間のやりとりも楽しく、物語としても凄く面白かったです。舞台設定もユニークで当時の時代背景もよく描かれていて興味を惹かれました。
ウォッブルズの死闘が展開されている中で事件が発生し、衝撃を受けながらもレースをひたすら頑張る選手の姿にも胸を打たれますし、選手に気を遣いながらも懸命の捜査を続けるクリッブら警察官の頑張りにも拍手を送りたいと思います。
ミステリーとしてもオーソドックスな謎解き小説で、動機も結構意外性に満ちていてなるほどと思いました。本当に危なげの無い内容です。
さすが現代イギリスを代表する作家と言われるだけのことはあります。とてもいい印象を持ちました。
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