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角川書店
角川文庫 レ1-7 |
ヴィクターには或る恐怖症があった。14年の刑期を終えて出所した今、彼はその恐怖の因となる’もの’をいずれ目にすることを予測していた。
彼のもう一つの関心は、フリートウッドという元刑事のことだった。ヴィクターは女を襲って追われる途中、フリートウッドを銃で撃ち、逮捕されたのだ。
彼は半身不随となったが、クレアという恋人と幸福に暮しているという。
不思議な運命の糸に操られたかのように、ヴィクターは彼らと出会った。クレアを含む3人の間に生じた、奇妙で危険な関係、それがやがて恐るべき破局を生むことになるのだが…。CWA賞受賞の傑作。 |