出版 |
河出書房新社
メグレ警視シリーズ13 |
ロンドン警視庁はメグレの評判を伝え聞いて、その捜査法を学ぶためにパイク刑事を研修に派遣してきた。メグレはパイクに一日中つきまとわれ、気づまりで仕方がない。折も折、南仏海岸、地中海に浮かぶ小島ポルクロール島で殺人事件が起こった。殺された男はその日暮らしのしがない漁師なので、およそこの殺人に結びつく動機など考えようがない。ただ事件の前夜、彼が、自分はメグレの友達だと自慢していたことから、地元の警察はメグレに何らかの関係ありと想定して、彼に捜査を要請してくる。メグレはパイクとともにポルクロール島に旅立つ……。 |