出版 |
河出書房新社
メグレ警視シリーズ49 |
メグレの紹介で司法警察局にはいった夫人の甥のフィリップがへまをしでかした。重要参考人を張込み中、うまくはめられて、早まってその男を射殺したことにされたのだ。すでに引退してロワール河で閑居としているメグレは、甥に泣きつかれて、事件解決に乗りだす。
麻薬事件にからんで、危険な手下を始末するために、ボスのカジョーが仕組んだ策略であることは間違いないが、今は何の権限もないメグレは、容疑者をしょっぴいて泥を吐かせるわけにもいかない。カジョーの一味が集まるカフェに陣どって、メグレは相手方の動静をさぐる……。 |