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USA スー・グラフトン
(Sue Grafton)

アリバイのA
「アリバイのA」
(1982年)
(早川書房)
 アメリカの女流推理小説家で、私立探偵V・I・ウォーショースキーのシリーズで有名な女流推理小説家サラ・パレッキーとともに、現代を代表するいわゆる”女性私立探偵小説”作家の一人です。

 ケンタッキー州に生まれ、大学を卒業後しばらくはミステリーの女王アガサ・クリスティー作品をドラマ化するなど、テレビドラマの脚本を手掛けていましたが、そんな忙しい仕事の傍らに”ほんの軽い冗談のつもりで書いた”という長編「アリバイのA」が思いがけず全米で大反響を呼びます。

 ちなみにその”軽い冗談”というのは、子供の養育権訴訟で争っていた前夫を小説の中で殺してすっきりさせたかったからだ、と言われています。

 それ以後もデビュー作「アリバイのA」で活躍した女性私立探偵キンジー・ミルホーンを主人公とする長編を書き続け、その度ごとに多くの女性読者を獲得しており、ABCD…とアルファベット順にタイトルがつけられたこのシリーズは今後Zまで、全26作品続く予定なのだそうです。

 彼女の人気を反映してか、現在アメリカ国内では彼女の「アリバイのA」の初版本は驚くほどの古書価格がつけられているとか。そんな彼女の憧れであり、目標とするする作家がミステリの女王アガサ・クリスティーで、常日頃から彼女のようになりたいと語っているそうです。

 また、彼女の父親C・W・グラフトンも有名なミステリー作家で、4冊の作品(そのうちミステリは3冊)を残しています。
泥棒のB
「泥棒のB」
(1985年)
(早川書房)

■作家ファイル■

出身地 アメリカ、ケンタッキー州ルイヴィルに生まれる
父親は弁護士でミステリ作家でもあるC・W・グラフトン(その次女)
学歴 ルイヴィル大学卒
生没 1940年4月24日〜
作家としての経歴
1982 長編「アリバイのA」を発表。これが大反響を呼び一躍人気作家に
以後アルファベット順にタイトルが付けられた女性私立探偵キンジー・ミルホーンを主人公とするシリーズを発表し続ける
1985 長編「泥棒のB」でアメリカ私立探偵作家クラブ(PWA)賞シェイマス賞、アンソニー賞を受賞
1986 「死体のC」でアンソニー賞を受賞
1989 「逃亡者のF」でマルタの鷹協会日本支部のファルコン賞を受賞
1989 この年から1990年にかけて、アメリカ私立探偵作家クラブ(PWA)の会長に就任
1990 「探偵のG」でPWA(アメリカ私立探偵作家クラブ)賞のシェイマス賞、およびアンソニー賞を受賞
1994 「殺害者のK」でPWA(アメリカ私立探偵作家クラブ)賞のシェイマス賞を受賞
1994 この年から1995年にかけて、アメリカ探偵作家クラブ(MWA)の会長に就任
シリーズ探偵 私立探偵キンジー・ミルホーン (Kinsey Millhone)
代表作 「アリバイのA」
「探偵のG」

■関連リンク■

1 スー・グラフトン公式サイト


■著作リスト■

1 キンジー・ミルホーン登場作品リスト

2 その他の作品

【短編集】

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
  Kinsey and Me 1991 - キンジーもの8編含む
全17編
  1 April 24, 1960   -  
2 The Closet   -  
3 The Listening Game   -  
4 Marple Hill   -  
5 Night Visit   -  
6 Corridor A   -  
7 A Portable Life   -  
8 That's Not an Easy Way to Go   -  
9 A Woman Capable of Anything   -  

【研究書】

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
グラフトンのG
 キンジー・ミルホーンの世界
1997 早川文庫124-99 N・H・コーフマン&C・M・ケイ著

 


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