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サスペンス小説の第一人者

USA コーネル・ウールリッチ
(Cornell Woolrich)
〔別名 ウィリアム・アイリッシュ (William Irish)〕
〔別名 ジョージ・ハプリー (George Hopley)〕

幻の女
「幻の女」
(1942年)
(早川書房)
 アメリカの作家で、サスペンス小説の第一人者として今なお高い人気を誇っている作家です。生涯で24の長編と230もの短編を残しました。

 幼い頃は独り遊びが好きで、自宅の庭先に落ちているライフルの空薬莢を拾い集めるのが趣味だったといいます。

 大学卒業の年に病気になり、その療養中に多くの書物を読み、物を書くことに興味を覚えます。そうして発表されたのが1926年普通小説「カバー・チャージ」で、彼はそれ以来作家を志します。

 その後世界恐慌の影響もあって苦しい作家生活を余儀なくされますが、それまで普通小説を書いていた彼はミステリーの分野、とりわけサスペンス作家への転向を決意し、1940年に発表した「黒衣の花嫁」で一躍人気作家になります。

 その後も表題に「黒」のつくシリーズを発表するなど作家としての地位を固めていきます。これと同時期にウィリアム・アイリッシュ名義で代表作でもある「幻の女」などの傑作長編を次々に世に送り出しています。

 多数の長編を発表する一方優れた短編の名手でもあり、1949年にはアメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞の短編賞を受賞しています。

 しかし感受性が強く、自己嫌悪に陥ることも度々であった彼の生涯は決して幸せなものではなかったようで、その生涯の大半をホテルの一室で孤独に過ごしたそうです。

 その作風は、主として大都会ニューヨークに集った人々を描いたものが大半で、いわゆる〈巻き込まれ型〉、即ち彼自身の実生活をを投影したかのような、失業・恋人の死・不条理な犯罪などに直面して孤独感・絶望感に苛まれた主人公が必死に生きる道を模索する様を鋭く描き出すところに特徴があり、彼は常に弱者の視点からその作品を描いています。
暁の死線
「暁の死線」
(1944年)
(東京創元社)

■作家ファイル■

本名 コーネル・ジョージ・ホプリー=ウールリッチ (Cornell George Hopley-Woolrich)
出身地 アメリカ、ニューヨーク
学歴 コロンビア大学中退
生没 1903年12月4日〜1968年9月25日(64歳)
作家としての経歴
1926 最初の長編である普通小説「カバー・チャージ (Cover Charge)」を発表
1932年までに普通小説を6編発表
その後は世界恐慌の煽りで思ったように収入が得られず、1943年頃までミステリものの短編小説をパルプマガジン〈ブラック・マスク〉に発表し続ける
1940 サスペンス・ミステリである第7長編「黒衣の花嫁」を発表し、一躍ミステリ作家として注目される
以後「黒いアリバイ」「黒い天使」など、題名に「黒」の言葉が入ったシリーズを発表
1942 代表作となった長編「幻の女」を発表
1949 アメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞最優秀短編賞受賞
シリーズ探偵 なし
代表作 「黒衣の花嫁」「喪服のランデヴー」(ウールリッチ名義)
「幻の女」「暁の死線」(アイリッシュ名義)
ランキング EQアンケート6位
ハヤカワベスト100・4位

■著作リスト■

1 長編ミステリ

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
黒衣の花嫁 1940 早川文庫10-4
HPB103
金の星社 少女・世界推理名作選集14('78)
文研出版 名作ミステリー6('77)
宝石'50.9-10
 
黒いカーテン
(恐怖の黒いカーテン)
1941 創元文庫120-1
別冊宝石99('60)
東京創元社 世界大ロマン全集50('58)
探偵倶楽部'55.5
あかね書房 少年少女世界推理文学全集9('63)
 
黒いアリバイ 1942 創元文庫120-10
別冊宝石99('60)
 
幻の女 早川文庫9-1
HPB183
早川書房 世界ミステリ全集4('73)
汎書房('50)
宝石'50.5
アイリッシュ名義
ハヤカワベスト100・2位
EQアンケート5位
乱歩の1935年以降の長編ベスト10・10位
黒い天使
(黒衣の天使)
1943 早川文庫10-6
HPB373
新樹社 ぶらっく選書8('50)
 
暁の死線 1944 創元文庫120-2
HPB123
東都書房 世界推理小説大系22('63)
アイリッシュ名義
恐怖の冥路 早川文庫10-2
HPB532
新樹社 ぶらっく選書5('50)
 
夜は千の目を持つ
(夜は千の目をもつ)
(夜は千の眼を持つ)
1945 創元文庫120-11
東京創元社 世界推理小説全集75('59)
別冊宝石54('56)
ジョージ・ハプリー名義
暗闇へのワルツ 1947 早川文庫9-2
HPB355
アイリッシュ名義
ハヤカワベスト100・83位
10 喪服のランデヴー 1948 早川文庫10-1
HPB363
ハヤカワベスト100・60位
EQアンケート98位
11 死者との結婚 早川文庫9-3
HPB465
早川書房 世界ミステリ全集4('73)
アイリッシュ名義
12 恐怖 1950 早川文庫10-3
HPB381
ジョージ・ハプリー名義
13 野性の花嫁 HPB636  
14 死刑執行人のセレナーデ 1951 HPB466 アイリッシュ名義
15 聖アンセルム923号室 1958 HPB506  
16 死はわが踊り手 1959 HPB509  
17 運命の宝石 1960 HPB651  
18 夜の闇の中へ 1987 早川文庫10-5
早川書房('88)
HMM'88.1-3
未完
ローレンス・ブロック補筆

2 中短編集

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
I Wouldn't Be in Your Shoes
(And So to Death)
(Nightmare)
1943 - アイリッシュ名義
After-Dinner Story
(Six Times Death)
1944 - アイリッシュ名義
If I Should Die Before I Wake 1945 - アイリッシュ名義
The Dancing Detective 1946 - アイリッシュ名義
Dead Man Blues 1948 - アイリッシュ名義
The Blue Ribbon
(Dilemma of the Dead Lady)
1949 - アイリッシュ名義
Six Nights of Mystery 1950 - アイリッシュ名義
Somebody on the Phone
(英 The Night I Died)
(Deadly Night Call)
- アイリッシュ名義
Bluebeard's Seventh Wife 1952 - アイリッシュ名義
10 Eyes That Watch You - アイリッシュ名義
11 Borrowed Crime 1956 - アイリッシュ名義
12 NightMare
悪夢
HPB776  
13 Hotel Room 1958 -  
14 Violence -  
15 Beyond the Night 1959 -  
16 The Dark Side of Love 1965 -  
17 The Ten Faces of Cornell Woolrich -  
18 Nightwebs 1971 -  
19 Angels of Darkness 1978 -  
20 今夜の私は危険よ 1981 HPB1422  
21 Rear Window and Four Short Novels 1984 - 中編集
22 Blind Date with Death 1985 -  
23 Darkness at Dawn -  
24 Vampire's Honeymoon - 中編集
25 Rear Window and other stories 1988 -  

3 日本で編纂された中短編集

230もの中短編がありますが、ここでは邦訳されているもので、確認できたものを順次掲載してゆきます。

【東京創元社】

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
  晩餐後の物語
 アイリッシュ短編集1
1972 創元文庫120-3 日本で独自に編纂
アイリッシュ名義
  1 晩餐後の物語
(晩餐後の筋書)
1938 早川文庫80-7「エドガー賞全集/上 アメリカ探偵作家クラブ傑作選6」('83)
白亜書房2「踊り子探偵」
EQMM'57.3
 
2 遺贈
(形見)
1942 HPB776「悪夢」
宝石'59.7
 
3 階下で待ってて 1940 白亜書房3「シンデレラとギャング」  
4 金髪ごろし
(金髪ころし)
1959 EQMM'59.7  
5 射的の名手
(小切手と花と弾丸と)
(射撃の名人)
1944 HPB296「睡眠口座」
白亜書房「耳飾り―コーネル・ウールリッチ傑作短篇集〈5〉」
 
6 三文作家
(パルプマガジン作家)
(巻頭小説)
1958 白亜書房「耳飾り―コーネル・ウールリッチ傑作短篇集〈5〉」
別冊クイーンマガジン'59秋
 
7 盛装した死体
(殺人数学)
1944 HMM'70.12
EQMM'57.2
 
8 ヨシワラ殺人事件 1953 マンハント'63.1  
  死の第三ラウンド
 アイリッシュ短編集2
1972 創元文庫120-4 日本で独自に編纂
  1 消えた花嫁
(アイリスが消えた)
(突然アリスは消えた)
(アリスが消えた)
1940 白亜書房3「シンデレラとギャング」
別冊宝石54('56)
あかね書房 少年少女世界推理文学全集9('63)
 
2 墓とダイヤモンド 1936    
3 殺人物語
(内幕話)
1937 EQMM'60.8
別冊宝石87('59)
 
4 死の第三ラウンド 別冊宝石91('59)  
5 検視
(検死)
1940 別冊宝石89('59)  
6 チャーリーは今夜もいない
(チャーリイは今夜もいない)
1939 別冊宝石77('58)  
7 街では殺人という 1942    
  裏窓
 アイリッシュ短編集3
1973 創元文庫120-5 日本で独自に編纂
  1 裏窓
(裏窓の目撃者)
1942 集英社文庫「世界の名探偵コレクション10 ホテル探偵ストライカー」
光文社文庫「クイーンの定員 III」('92)
白亜書房「マネキンさん今晩は」
国土社 少年SF・ミステリー文庫('83)
宝石'54.11(9-13)
ジェームズ・スチュアート、グレース・ケリー主演、アルフレッド・ヒッチコック監督で映画化
2 死体をかつぐ若者
(死体をはこぶ若者)
(死とのブラインド・デート)
(死とのあいびき)
1935 白亜書房1「砂糖とダイヤモンド」
HMM'88.9
EQMM'57.6
 
3 踊り子探偵
(死の舞踏)
1938 白亜書房2「踊り子探偵」
EQMM'57.4
 
4 殺しの翌朝
(その翌朝)
1936 HPB894「私が死んだ夜」  
5 いつかきた道
(記憶の灯)
1937 HMM'72.12 ファンタジー
6 じっと見ている目
(眼)
1939 HPB753「自殺室」
白亜書房「非常階段―コーネル・ウールリッチ傑作短篇集〈別巻〉 」
 
7 帽子
(歌う帽子)
HPB1153「もう探偵はごめん」  
8 だれかが電話をかけている
(だれかの電話)
1937 EQMM'60.8  
9 ただならぬ部屋
(913号室の謎)
(九一三号室の謎)
1938 集英社文庫「世界の名探偵コレクション10 ホテル探偵ストライカー」
HPB753「自殺室」
早川書房 世界ミステリ全集4('73)
EQMM'61.9-10
密室もの
  シルエット
 アイリッシュ短編集4
1974 創元文庫120-6 日本で独自に編纂
  1 毒食わば皿
(毒食わば皿まで)
1940 白亜書房4「マネキンさん今晩は」  
2 窓の明り 1949    
3 青ひげの七人目の妻
(青髭七人目の妻)
1936 EQMM'61.8  
4 死の治療椅子
(診察室の罠)
(死は歯医者の椅子に)
1934 白亜書房1「砂糖とダイヤモンド」
宝石'54.2
 
5 殺しのにおいがする 1941    
6 秘密
(妄執の影)
1945 HPB186「妄執の影」
白亜書房「耳飾り―コーネル・ウールリッチ傑作短篇集〈5〉」
 
7 パリの一夜 1936    
8 シルエット
(影絵)
1939 HPB186「妄執の影」  
9 生ける者の墓 1937    
  わたしが死んだ夜
 アイリッシュ短編集5
1976 創元文庫120-7 日本で独自に編纂
  1 高架殺人
(高架鉄道の殺人)
1936 白亜書房1「砂糖とダイヤモンド」  
2 わたしが死んだ夜
(私が死んだ夜)
1936 HPB894「私が死んだ夜」
白亜書房「非常階段―コーネル・ウールリッチ傑作短篇集〈別巻〉 」
EQMM'61.7
 
3 リンゴひとつ 1944    
4 コカイン 1940 別冊宝石54('56)  
5 夜があばく
(夜はあばく)
1936 白亜書房1「砂糖とダイヤモンド」  
6 葬式
(おまえの葬式だ)
1937 HPB1153「もう探偵はごめん」  
7 日暮れに処刑の太鼓が鳴る 1940    
8 死ぬには惜しい日 1966    
9 妻が消える日
(妻がいなくなるとき)
(女が家を出る時)
1939 白亜書房2「踊り子探偵」
EQMM'61.2
 
  ニューヨーク・ブルース
 アイリッシュ短編集6
1977 創元文庫120-8 日本で独自に編纂
  1 三時
(午後三時)
1938 HPB776「悪夢」  
2 自由の女神事件 1935 HMM'76.3  
3 命あるかぎり 1968    
4 死の接吻
(カラーに口紅)
1939 EQMM'60.10  
5 ニューヨーク・ブルース 1970 HMM'71.3  
6 特別配達 1938    
7 となりの死人 1937    
8 ガムは知っていた
(殺しの足音)
HPB753「自殺室」  
9 借り 1938 HPB776「悪夢」  
10 目覚めずして死なば
(目覚める前に死なば)
1937 白亜書房2「踊り子探偵」  
11 さらばニューヨーク HPB186「妄執の影」
晶文社「さばらニューヨーク」
白亜書房「非常階段―コーネル・ウールリッチ傑作短篇集〈別巻〉 」
 
12 ハミング・バード帰る
(セントルイス・ブルース)
HPB296「睡眠口座」
晶文社「さばらニューヨーク」
白亜書房「非常階段―コーネル・ウールリッチ傑作短篇集〈別巻〉」
 
13 送って行くよ、キャスリーン 1940 HPB776「悪夢」
白亜書房3「シンデレラとギャング」
 

【早川書房】

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
  妄執の影 1955 HPB186 日本で独自に編纂
  1 妄執の影
(秘密)
1941 創元文庫120-6「シルエット」
白亜書房「耳飾り―コーネル・ウールリッチ傑作短篇集〈5〉」
 
2 さらばニュー・ヨーク 1937 創元文庫120-8「ニューヨーク・ブルース」
晶文社「さばらニューヨーク」
白亜書房「非常階段―コーネル・ウールリッチ傑作短篇集〈別巻〉 」
 
3 ガラスの目玉 1939 集英社文庫「世界の名探偵コレクション10 ホテル探偵ストライカー」
白亜書房3「シンデレラとギャング」
宝石'54.6
 
4 影絵
(シルエット)
創元文庫120-6「シルエット」  
5 義足をつけた犬 新樹社「見えない死」
宝石'54.8(9-9)
 
6 1941 創元文庫100-5「世界短編傑作集5」('61)
東京創元社 世界推理小説全集51「世界短篇傑作集2」('57)
白亜書房4「マネキンさん今晩は」
 
  NightMare
悪夢
1956 HPB776('63)  
  1 悪夢
(夢なら醒めよ)
1941 別冊宝石71('57)  
2 形見
(遺贈)
1942 創元文庫120-3「晩餐後の物語」
宝石'59.7
 
3 借り 1938 創元文庫120-8「ニューヨーク・ブルース」  
4 スクリーンの中の女 1934    
5 家まで送ろう、キャスリーン
(送っていくよ、キャスリーン)
1940 創元文庫120-8「ニューヨーク・ブルース」
白亜書房3「シンデレラとギャング」
 
6 午後三時
(三時)
1938 創元文庫120-8「ニューヨーク・ブルース」
宝石'61.2
 
  睡眠口座 1956 HPB296 日本で独自に編纂
  1 ハミング・バード帰る
(セントルイス・ブルース)
1937 創元文庫120-8「ニューヨーク・ブルース」
晶文社「さばらニューヨーク」
白亜書房「非常階段―コーネル・ウールリッチ傑作短篇集〈別巻〉」
 
2 睡眠口座 1942 白亜書房4「マネキンさん今晩は」  
3 マネキンさん今晩は
(マネキンの前で会いましょう)
1940 白亜書房4「マネキンさん今晩は」
EQ'82.9
 
4 小切手と花と弾丸と 1944 創元文庫120-3「晩餐後の物語」
白亜書房「耳飾り―コーネル・ウールリッチ傑作短篇集〈5〉」
 
5 耳飾り 1943 白亜書房「耳飾り―コーネル・ウールリッチ傑作短篇集〈5〉」
EQMM'56.11
 
  ぎろちん 1961 HPB648 日本で独自に編纂
  1 ぎろちん 1939 晶文社「さばらニューヨーク」
白亜書房「非常階段―コーネル・ウールリッチ傑作短篇集〈別巻〉 」
 
2 万年筆 1945 宝石'61.2  
3 天使の顔 1937 白亜書房「非常階段―コーネル・ウールリッチ傑作短篇集〈別巻〉 」
宝石'61.2
 
4 ワイルド・ビル・ヒカップ 1938 晶文社「さばらニューヨーク」  
5
(抜け穴)
1942 晶文社「さばらニューヨーク」
EQMM'61.6
探偵倶楽部'56.4(7-4)
 
6 ストリッパー殺し 1941    
  自殺室 1963 HPB753 日本で独自に編纂
  1 殺しの足音
(ガムは知っていた)
1937 創元文庫120-8「ニューヨーク・ブルース」  
2
(じっと見ている目)
1939 創元文庫120-5「裏窓」
白亜書房「非常階段―コーネル・ウールリッチ傑作短篇集〈別巻〉 」
 
3 九一三号室の謎 自殺室 1938 創元文庫120-5「裏窓」
集英社文庫「世界の名探偵コレクション10 ホテル探偵ストライカー」
早川書房 世界ミステリ全集4('73)
EQMM'61.9-10
 
4 九一三号室の謎 殺人室
(ただならぬ部屋)
 
  私が死んだ夜 1965 HPB894 日本で独自に編纂
  1 私が死んだ夜
(わたしが死んだ夜)
1936 創元文庫120-7「わたしが死んだ夜」
白亜書房「非常階段―コーネル・ウールリッチ傑作短篇集〈別巻〉 」
EQMM'61.7
 
2 非常階段 1947 白亜書房別巻「非常階段―コーネル・ウールリッチ傑作短篇集〈別巻〉」
宝石'61.8
あかね書房 少年少女世界推理文学全集16('64)
 
3 その翌朝 1936 創元文庫120-5「裏窓」  
4 青いリボン 1949 晶文社「さばらニューヨーク」
EQMM'62.10
 
5 1938 晶文社「さばらニューヨーク」
EQMM'63.12
 
  もう探偵はごめん 1971 HPB1153 日本で独自に編纂
  1 札束恐怖症 1962 EQMM'62.6  
2 もう探偵はごめん 1937 HMM'69.2  
3 バスで帰ろう 1941 HMM'67.6  
4 歌う帽子
(帽子)
1939 創元文庫120-5「裏窓」
EQMM'62.2
 
5 おまえの葬式だ 1937 創元文庫120-7「わたしが死んだ夜」
HPB722「EQMMアンソロジー I
 
6 モンテズマの月 1942 晶文社「さばらニューヨーク」  
7 黒いリズム
(パパ・ベンジャミン)
(黒い旋律)
1935 創元文庫170-1「魔術ミステリ傑作選」('79)
白亜書房2「踊り子探偵」
創元文庫版はアイリッシュ名義
  今夜の私は危険よ
 ウールリッチ幻想小説集
1981 HPB1422  
  1 魅せられた死 1937 EQMM'57.5  
2 今夜の私は危険よ HMM'83.7  
3 コブラの接吻 1935 HMM'83.11  
4 ジェーン・ブラウンの死体
(歌う白骨)
1951 ポプラ社 ジュニア世界ミステリー8('68)(ジュヴナイル)  
5 だれかの衣装─だれかの人生 1958   戯曲
6 陰影の詩人、C・ウールリッチ     F・M・ネヴィンズJr.によるウールリッチ論

【白亜書房】

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
  砂糖とダイヤモンド
2002 白亜書房 コーネル・ウールリッチ傑作短篇集〈1〉 日本で独自に編纂
  1 診察室の罠
(死の治療椅子)
(死は歯医者の椅子に)
1934 創元文庫120-6「シルエット」
宝石'54.2
 
2 死体をはこぶ若者
(死体をかつぐ若者)
(死とのブラインド・デート)
(死とのあいびき)
1935 創元文庫120-5「裏窓」
HMM'88.9
EQMM'57.6
 
3 踊りつづける死 HMM'91.2  
4 モントリオールの一夜 1936    
5 七人目のアリバイ
(アリバイを買う男)
EQ'84.7  
6 夜はあばく 創元文庫120-7「わたしが死んだ夜」  
7 高架鉄道の殺人 創元文庫120-7「わたしが死んだ夜」  
8 砂糖とダイヤモンド 1937    
9 深夜の約束 1935   初期ロマンス短篇
  踊り子探偵 2002 白亜書房 コーネル・ウールリッチ傑作短篇集〈2〉 日本で独自に編纂
  1 目覚める前に死なば 1937 創元文庫120-8「ニューヨーク・ブルース」  
2 騒がしい幽霊    
3 ワルツ HMM'84.5  
4 晩餐後の物語
(晩餐後の筋書)
1938 創元文庫120-3「晩餐後の物語」
早川文庫80-7「エドガー賞全集/上 アメリカ探偵作家クラブ傑作選6」('83)
EQMM'57.3
 
5 踊り子探偵
(死の舞踏)
創元文庫120-5「裏窓」
EQMM'57.4
 
6 黒い旋律
(パパ・ベンジャミン)
(黒いリズム)
1935 創元文庫170-1「魔術ミステリ傑作選」('79)
HPB1153「もう探偵はごめん」
 
7 妻がいなくなるとき
(妻が消える日)
(女が家を出る時)
1939 創元文庫120-7「わたしが死んだ夜」
EQMM'61.2
 
8 舞踏会の夜 1927   初期ロマンス短篇
  シンデレラとギャング 2003 白亜書房 コーネル・ウールリッチ傑作短篇集〈3〉 日本で独自に編纂
  1 黒い爪痕 1939    
2 ガラスの目玉 集英社文庫「世界の名探偵コレクション10 ホテル探偵ストライカー」
HPB186「妄執の影」
宝石'54.6
 
3 アイリスが消えた
(消えた花嫁)
(突然アリスは消えた)
(アリスが消えた)
1940 創元文庫120-4「死の第三ラウンド」
別冊宝石54('56)
あかね書房 少年少女世界推理文学全集9('63)
 
4 送っていくよ、キャスリーン
(家まで送ろう、キャスリーン)
創元文庫120-8「ニューヨーク・ブルース」
HPB776「悪夢」
 
5 階下で待ってて 創元文庫120-3「晩餐後の物語」  
6 シンデレラとギャング
(シンデレラと、ギャングと、)
集英社文庫「世界の名探偵コレクション10 ホテル探偵ストライカー」
別冊宝石93('59)
HMM'87.3
あかね書房 少年少女世界推理文学全集16('64)
 
7 ドラッグストア・カウボーイ 1927   初期ロマンス短篇
  マネキンさん今晩は 2003 白亜書房 コーネル・ウールリッチ傑作短篇集〈4〉 日本で独自に編纂
  1 マネキンさん今晩は
(マネキンの前で会いましょう)
1940 HPB296「睡眠口座」
EQ'82.9
 
2 毒食わば皿まで 創元文庫120-6「シルエット」  
3 霧のなかの家 1941    
4 創元文庫100-5「世界短編傑作集5」('61)
HPB186「妄執の影」
東京創元社 世界推理小説全集51「世界短篇傑作集2」('57)
 
5 我が家の出来事    
6 裏窓
(裏窓の目撃者)
1942 創元文庫120-5「裏窓」
集英社文庫「世界の名探偵コレクション10 ホテル探偵ストライカー」
光文社文庫「クイーンの定員 III」('92)
国土社 少年SF・ミステリー文庫('83)
宝石'54.11(9-13)
 
7 睡眠口座 HPB296「睡眠口座」  
8 死者が語れば
(死者もし語るを得ば)
1943 HMM'89.8
EQMM'57.1
 
  耳飾り 2003 白亜書房 コーネル・ウールリッチ傑作短篇集〈5〉 日本で独自に編纂
  1 耳飾り 1943 HPB296「睡眠口座」
EQMM'56.11
 
2 射撃の名人
(小切手と花と弾丸と)
(射的の名手)
1944 創元文庫120-3「晩餐後の物語」
HPB296「睡眠口座」
 
3 妄執の影
(秘密)
1941 創元文庫120-6「シルエット」
HPB186「妄執の影」
 
4 間奏曲 1947 EQ'94.7
EQ'79.1
 
5 女優の夫
(夫)
1949 HMM'95.11  
6 選ばれた数字      
7 復讐者 1965    
8 パルプマガジン作家
(三文作家)
(巻頭小説)
1958 創元文庫120-3「晩餐後の物語」
別冊クイーンマガジン'59秋
 
  非常階段 2003 白亜書房 コーネル・ウールリッチ傑作短篇集〈別巻〉 日本で独自に編纂
  1 私が死んだ夜
(わたしが死んだ夜)
1936 創元文庫120-7「わたしが死んだ夜」
HPB894「私が死んだ夜」
EQMM'61.7
 
2 セントルイス・ブルース
(ハミング・バード帰る)
1937 創元文庫120-8「ニューヨーク・ブルース」
HPB296「睡眠口座」
晶文社「さばらニューヨーク」
 
3 さらば、ニューヨーク 創元文庫120-8「ニューヨーク・ブルース」
HPB186「妄執の影」
晶文社「さばらニューヨーク」
 
4 天使の顔 HPB648「ぎろちん」
宝石'61.2
 
5 ぎろちん 1939 HPB648「ぎろちん」
晶文社「さばらニューヨーク」
 
6
(じっと見ている目)
創元文庫120-5「裏窓」
HPB753「自殺室」
 
7 非常階段 1947 HPB894「私が死んだ夜」
宝石'61.8
あかね書房 少年少女世界推理文学全集16('64)
 

【その他の出版社】

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
  さらばニューヨーク 1976 晶文社 日本で独自に編纂
  1 セントルイス・ブルース
(ハミング・バード帰る)
1937 創元文庫120-8「ニューヨーク・ブルース」
HPB296「睡眠口座」
白亜書房「非常階段―コーネル・ウールリッチ傑作短篇集〈別巻〉」
 
2 モンテスマの月 1942 HPB1153「もう探偵はごめん」  
3 1938 HPB894「私が死んだ夜」
EQMM'63.12
 
4 抜け穴
(穴)
1942 HPB648「ぎろちん」
EQMM'61.6
 
5 ぎろちん 1939 HPB648「ぎろちん」
白亜書房「非常階段―コーネル・ウールリッチ傑作短篇集〈別巻〉」
 
6 ワイルド・ビル・ヒカップ 1938 HPB648「ぎろちん」  
7 青いリボン 1949 HPB894「私が死んだ夜」
EQMM'62.10
 
8 さらばニューヨーク 1937 創元文庫120-8「ニューヨーク・ブルース」
HPB186「妄執の影」
白亜書房「非常階段―コーネル・ウールリッチ傑作短篇集〈別巻〉」
 
  見えない死 1999 新樹社 新樹社ミステリ 日本で独自に編纂
  1 ショウボート殺人事件 1935    
2 私の死    
3 妄執の夜 1941    
4 二本立て 1936 別冊宝石85('59)  
5 見えない死 1947    
6 義足をつけた犬 1939 HPB186「妄執の影」
宝石'54.8(9-9)
 

4 その他の中短編

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
Soda Fountain
ソーダ・ファウンテン
1930 光文社文庫「英米超短編ミステリー50選」('96)
EQ'85.3
 
Hot Water Tune
熱い湯
1935 EQMM'61.12  
Jonny on the Spot
ジョニーが危ない
1936 HMM'85.2  
Dilemmab of the Death Lady
夜の眞珠
(仕事は馬鹿のするもの)
別冊宝石54('56)
HMM'69.11
別冊宝石はアイリッシュ名義 
地下鉄の怪盗
(無賃乗車お断わり)
(地下鉄)
新潮文庫「ビッグ・アップル・ミステリー」('85)
HMM'80.8
別冊宝石75('58)
 
Shooting Going On
撮影中
1937 EQ'90.9  
夜間航路の殺人 早川文庫80-4「犯行現場へ急げ アメリカ探偵作家クラブ傑作選4」('82)
HMM'79.10
 
Mimic Murder
ジェスチャー殺人事件
EQ'83.9  
Murder at the Automat
簡易食堂の殺人
HMM'82.7  
10 Cab, Mister?
車ですか、お客さん?
別冊宝石81('58)  
11 Endicott's Girl
警部の娘
(ハイヒール)
1938 EQMM'60.2
探偵倶楽部'58.6
 
12 The Cape Triangular
死の三角切手
EQMM'63.6  
13 幻のアリバイ 1939 別冊小説宝石'71冬季特別号 長編「幻の女」の原型中編
14 悲鳴を上げる本 早川文庫80-2「レディのたくらみ アメリカ探偵作家クラブ傑作選2」('82)
HMM'81.4
 
15 Crime by the Forelock
前髪の罠
国書刊行会 ブラック・マスクの世界5「ブラック・マスク異色作品集」('86)  
16 The Ice Pick Murder
アイスピック
1940 HMM'78.6  
17 Flowers from the Dead
死者よりの花束
EQMM'63.8  
18 Last Night─A Man Died
疑惑
EQ'87.7  
19 The Detective's Dilemma
死のミラー・ドア
EQ'78.9  
20 The Absent-Minded Murder
銀のペンシル
1941 HMM'87.3  
21 The Body in Grant's Tomb
グラントの墓にあった死体
1943 EQMM'60.8  
22 If Shoe Fits
靴が合うなら
HMM'89.5  
23 Dead Roses
死の白い薔薇
HMM'96.6  
24 The Death Diary
死の日記
EQ'85.9  
25 Mind over Murder
時こそ勝者
EQ'80.9  
26 Leg Man
駆出し記者
HMM'77.3  
27 One Drop of Blood
一滴の血
1962 早川文庫「黄金の13/現代篇」
早川書房 世界ミステリ全集18「37の短篇」('73)
EQMM'62.7
 
28 Story to Be Whispered
大きな声では言えない話
1963 EQ'92.11  
29 Steps... Coming Near
近づいてくる…足音は
1964 EQMM'64.7 アイリッシュ名義
30 Working Is for Fools
仕事は馬鹿のするもの
HMM'69.11 「夜の眞珠」をTVドラマのシナリオ用に脚色
31 When Love Turns
(Je T'aime)
愛が変わるとき
HMM'05.6  
32 Divorce─New York Style
ニューヨーク式離婚
1967 HMM'69.2  
33 The Loser
負け犬
1968 HMM'76.8 未完長編「Loser」の一部
34 翡翠のナイフ   宝石'51.10秋臨時増刊 ラジオドラマの脚色

5 普通小説

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
Cover Charge
(カバー・チャージ)
1926 -  
Ghildren of the Ritz
(リッツの子供たち)
1927 - カレッジ・ヒューマー賞
タイムズ・スクェア 1929 EQ'95.11(108)  
A Young Man's Heart
(若者のこころ)
1930 -  
The Time of Her Life
(彼女の人生の時)
1931 -  
マンハッタン・ラブソング 1932 新樹社 新樹社ミステリ('01)  

6 評論・研究書その他

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
Cornell Woolrich First You Dream, Then You Die
コーネル・ウールリッチの生涯
1988 早川書房(上下)('05) フランシス・M・ネヴィンズJr.著の伝記

 


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