ミステリー・推理小説データベースTOP幻の本格作家

USA サーマン・ワリナー
(Thurman Warriner)
〔別名 サイモン・トロイ (Simon Troy)〕
〔別名 ジョン・カーシー (John Kersey)〕

贖罪の終止符
「贖罪の終止符」
(1964年)
(論創社)
 イギリスの作家で、イギリス人好みの上品なユーモアを織り交ぜた作風で人気を博した作家です。計3つのペンネームを用いて作品を発表しましたが、本国イギリスではサーマン・ワリナー名義の作品が、アメリカではサイモン・トロイ名義の作品が高い人気だったそうです。
 若い頃は演劇関係や映画館の映写技師の仕事に携わっていましたが、後に養鶏業に転職し、その傍ら雑誌に短編小説を発表していたといいます。
 第二次世界大戦中は飛行場で働き、戦後になってフルタイムの作家として活躍するようになりました。

 彼の作品で人気を集めたのは60代の引退した事業家で愛書家のチャールズ・アンボーと人並み外れた大男のトフト大執事、口は悪いものの腕利きの私立探偵ジョン・フランクリン・スコッターのトリオの活躍するシリーズで、彼らのキャラクターとしての魅力と3人が織りなすユーモラスなやり取りが好評を博しました。

 一方サイモン・トロイ名義ではスミス警部が主に探偵役を務めていますが、彼は決して頭脳派の超人探偵ではないものの、地道で粘り強い捜査活動で事件を解決していく努力型の探偵です。
 そしてまた、その人情味溢れる性格から”西部地方のメグレ”とも評されています。

■作家ファイル■

出身地 アメリカ
生没 不詳
作家としての経歴
1950 アンボー&トフト&スコッターのトリオが初登場する長編「Method in His Murder」を発表
シリーズ探偵 チャールズ・アンボー&トフト大執事&ジョン・フランクリン・コルネリウス・スコッター(Charles Ambo, Archdeacon Toft and John Scotter)
スミス警部
代表作 「Method in His Murder」
「Cease Upon the Midnight」(サイモン・トロイ名義)

■著作リスト■

1 チャールズ・アンボー&トフト大執事&ジョン・スコッター登場作品リスト

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
Method in His Murder 1950 -  
Ducats Her Coffin 1951 -  
Death's Dateless Night 1952 -  
The Doors of Sleep 1955 -  
Death's Bright Angel 1956 -  
She Died, of Course 1958 - トフト大執事未登場
スミス警部との共演
Heavenly Bodies 1960 -  

2 スミス警部登場作品リスト(サイモン・トロイ名義)

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
Road to Rhuine 1952 -  
She Died, of Course 1958 - サーマン・ワリナー名義
チャールズ・アンボーとの共演
Second Cousin Removed 1961 -  
Don't Play with the Rough Boys 1963 -  
贖罪の終止符 1964 論創社 論創海外ミステリ15('05)  
No More A-Roving 1965 -  
Sup with the Devil 1967 -  
Swift to Its Close 1969 -  
Blind Man's Garden 1970 -  

3 その他の作品

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
Halfway to Murder 1955 - サイモン・トロイ名義
Tonight and Tomrrow 1957 -
Drunkard's End 1960 -
The Golden Larntern 1958 -  
Waiting for Oliver 1962 - サイモン・トロイ名義
The Night of the Wolf 1968 - ジョン・カーシー名義

 


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