世界で最も有名なミステリーの女王

UK アガサ・クリスティー
(Agatha Christie)
〔別名 メアリ・ウェストマコット (Mary Westmacott)〕

〈クリスティー文庫〉創刊
「〈クリスティー文庫〉創刊」
(非売品)
(2003年)
(早川書房)
アガサ・クリスティー 生誕100周年記念ブック
「アガサ・クリスティー
生誕100周年記念ブック」
(1990年)
(早川書房)
クリスティーの手帖
「クリスティーの手帖」
(非売品)
(1982年)
(早川書房)
アクロイド殺し
「アクロイド殺し」
(1926年)
(早川書房)

 ご存知ミステリーの女王で、世界的なベストセラー作家としても知られており、その著書は英語圏にとどまらず全世界で翻訳されています。

 この点刊行された書籍数の累計は10億部以上と推定されていて、これは聖書とシェイクスピアに次ぐ数字とも言われており、いわば世界中で最も読まれていると言っていいミステリー作家です。S・S・ヴァン・ダイン、エラリー・クイーン、ディクスン・カー、F・W・クロフツらとともに本格黄金時代の代表的作家と目されています。

 またドロシー・L・セイヤーズ、オースチン・フリーマン、F・W・クロフツ、H・C・ベイリーとともにイギリスの五大ミステリ作家の一人とされたり、ドロシー・L・セイヤーズ、マージェリー・アリンガム、ナイオ・マーシュと並んで英国女流本格作家の〈ビッグ4〉と称されたりなど、様々な形でとにかく代表的な作家の一人として必ず数え挙げられる程の存在です。

 イギリスの保養地として知られるデヴォン州のトーキーに生まれ、正規の学校教育は受けず母親から教育を受けて育ちます。そして小さい頃から姉の影響でミステリーにも親しんでいたらしく、その後第一次大戦の最中に病院勤務をしていた時にかつての読書体験や病院勤務の経験を活かしてミステリーを書こうと決心します。

 もっとも彼女の作家生活はデビュー当初から上手くいっていた訳ではなく、処女作「スタイルズ荘の怪事件」は原稿を送ったものの6社に断られ、7社目にしてようやく出版にこぎつけたという苦労も味わっています。

 彼女がミステリー作家として一躍注目を集めたのは、そのトリックがフェアかアンフェアかで一大論争を巻き起こしたポアロ第3作で衝撃の問題作「アクロイド殺し」を発表したことがきかけでした。しかしこの論争や直後に起こした今も謎に包まれている謎の失踪事件、そしてほどなく最初の夫との離婚など、精神的には不安定な時期でもあったようです。

 その後もミステリ作家として代表作を次々に発表し続けていくことになる彼女ですが、特に2度目の夫である考古学者のマックス・マローワンと1930年に再婚してからは精神的にも、また生活の方も安定したのか、「そして誰もいなくなった」「オリエント急行の殺人」「ABC殺人事件」をはじめとする傑作を次々に送り出しています。

 この時期に代表作が集中しているのはこういった要素があったためだと言われていて、以後はメソポタミアで夫の発掘を助けながら、充実した作家生活を送り始めるようになったのでした。

オリエント急行の殺人
「オリエント急行の殺人」
(1934年)
(早川書房)
そして誰もいなくなった
「そして誰もいなくなった」
(1939年)
(早川書房)

 晩年になると毎年一作品をクリスマスに合わせて発表するようになり、クリスマスの日にクリスティーの作品を読むことはイギリス人の恒例行事といえるほどだったといいます。

 日本においてもその作品は古くから親しまれていて、ほぼすべての作品が翻訳・刊行。しかも作品数が非常に多い作家の中で、現在すべて(といっていいのでは)の作品を新刊書店で手軽に購入することができる唯一の推理作家でもあります。

 また2003年には全100冊となる”クリスティー文庫”が早川書房から刊行され、本棚にこれをすべて並べてみて、その偉大さを改めて思い知らされました。

 1920年にポアロ第1作「スタイルズ荘の怪事件」を発表して以来、最後の発表作1976年の「スリーピング・マーダー」まで、全部で66の長編と150にのぼる中短編、自伝、メアリ・ウェストマコット名義の普通小説、その他劇場用・ラジオ用ミステリなどを発表し、およそ50年もの長きにわたって活躍しました。


■作家ファイル■

本名
生名アガサ・メアリ・クラリッサ・ミラー(Agatha Mary Clarissa Miller)
(「クリスティー」は最初の夫の名、アーチー・クリスティーの姓)
出身地
イギリス南部、デヴォンシャ州トーキイ
生没
1890年9月15日〜1976年1月12日(85歳)
作家としての経歴
1898
姉に手ほどきを受けてホームズものなどの探偵小説を読みはじめる
1907
ガストン・ルルーの「黄色い部屋の謎」に感心し、姉と推理小説が書けるかどうか論争する。このことが作家を志す動機となる
1914
最初の夫アーチーと結婚(のち1928年に離婚)。夫が第一次世界大戦で参戦中、陸軍病院で看護婦として働く。この頃の薬局勤務で毒薬の知識を身につけ、それが後の作家生活に役立つことになる
1920
6社に断られたうえ、7番目に原稿を送ったボドリー・ヘッド社からポアロ第1作目「スタイルズ荘の怪事件」にてデビュー(当時30歳)
1926
ポアロ第3作目の問題作「アクロイド殺し」で一躍文壇の注目を集める(この年謎の失踪事件を起こす))
1930
青年考古学者マックス・マローワンと再婚したのを機に、以後メソポタミアで夫の発掘を助けながら、充実した作家生活を送り始める
1955
アメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞の巨匠賞を受賞
晩年はクリスマスに合わせて作品を発表
1975
ポアロ最後の事件「カーテン」を発表
1976
逝去
同年、ミス・マープル最後の事件「スリーピング・マーダー」が刊行される
(ただし、この2作はいずれも1940年前後にすでに出来上がっていたもので、実際の最後の作品は1973年発表のトミー&タペンスもの「運命の裏木戸」である)
シリーズ探偵
〈灰色の脳細胞〉ことベルギー人の私立探偵エルキュール・ポアロ (Hercule Poirot)
クリスティーの祖母がモデルとされているミス・ジェーン・マープル (Miss Jane Marple)
おしどり探偵トミー&タペンス・べレズフォード夫妻 (Tommy and Tuppence Beresford)
パーカー・パイン (Mr. Parker Pyne)
ハーリ・クィン氏 (Mr. Harlequin)
バトル警視 (Superintendent Battle)
代表作
【エルキュール・ポアロ】
「アクロイド殺し」「ABC殺人事件」
「オリエント急行の殺人」
【ミス・マープル】
「予告殺人」
【ノンシリーズ】
「そして誰もいなくなった」など多数
ランキング
EQアンケート2位
ハヤカワベスト100・1位

■関連リンク■

1 アガサ・クリスティー公式サイト

2 早川書房 クリスティー文庫


■著作リスト■

1 エルキュール・ポアロ登場作品リスト

2 ミス・マープル登場作品リスト

3 トミー&タペンス・ベレズフォード夫妻登場作品リスト

4 パーカー・パイン登場作品リスト

5 ハーリ・クィン氏登場作品リスト

6 バトル警視登場作品リスト

7 その他の長編・短編・戯曲

【長編】

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
茶色の服の男
(茶色の服を着た男)
1924 早川文庫 クリスティー文庫72
早川文庫1-68
創元文庫105-21
HPB265
TVドラマ化「アガサ・クリスティ/殺しのブラウン・スーツ」('88)
シタフォードの秘密
(シタフォードの謎)
(山荘の秘密)
(吹雪の山荘)
1931 早川文庫 クリスティー文庫76
早川文庫1-81
創元文庫105-22
HPB262
東京創元社 世界推理小説全集21('56)
早川書房 世界傑作探偵小説シリーズ10('52)
紫文閣 翻訳大衆小説シリーズ('39)
なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?
(謎のエヴァンス)
(なぜエヴァンスに頼まなかったんだ?)
1934 早川文庫 クリスティー文庫78
早川文庫1-62
創元文庫105-18
HPB526
別冊宝石55('56)
TVドラマ化('80)
そして誰もいなくなった 1939 早川文庫 クリスティー文庫80
早川文庫1-1
HPB196
講談社インターナショナル ルビーブックス7('99)
早川書房 世界ミステリ全集1('72)
別冊宝石23('52)
ハヤカワベスト100・3位
EQアンケート3位
映画化('45)
映画化「姿なき殺人者」('65)
映画化('74)
映画化「サファリ殺人事件」('89)
死が最後にやってくる 1945 早川文庫 クリスティー文庫83
早川文庫1-34
HPB396
忘られぬ死 早川文庫 クリスティー文庫84
早川文庫1-80
HPB107
TVドラマ化('83)
TVドラマ化('03)
ねじれた家 1949 早川文庫 クリスティー文庫87
早川文庫1-73
HPB321
バグダッドの秘密 1951 早川文庫 クリスティー文庫88
早川文庫1-51
HPB280
死への旅 1955 早川文庫 クリスティー文庫90
早川文庫1-24
HPB227
10 無実はさいなむ 1958 早川文庫 クリスティー文庫92
早川文庫1-30
HPB546
映画化「ドーバー海峡殺人事件」('84)
11 蒼ざめた馬 1961 早川文庫 クリスティー文庫93
早川文庫1-47
HPB744
TVドラマ化「魔女の館殺人事件」('96)
12 終りなき夜に生れつく 1967 早川文庫 クリスティー文庫95
早川文庫1-23
HPB1048
映画化「エンドレスナイト」('71)
13 フランクフルトへの乗客 1970 早川文庫 クリスティー文庫96
早川文庫1-48
HPB1237
早川書房 世界ミステリ全集1('72)

【戯曲の小説化】

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
招かれざる客 1999 講談社文庫('02) チャールズ・オズボーンによる小説化
Spider's Web 2000 -

【リレー長編】

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
屏風のかげに 1930 中央公論社「ザ・スクープ」('83)
漂う提督 1931 早川文庫73-1
HMM'80.7-9
ザ・スクープ 1933 中央公論社「ザ・スクープ」('83)

【短編集】

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
死の猟犬
(検察側の証人)
1933 早川文庫 クリスティー文庫55
早川文庫1-46
創元文庫105-1
HPB1135
1 死の猟犬 1933
2 赤信号 1924
3 第四の男 1925 別冊宝石83('59)
4 ジプシー 1933
5 ランプ 集英社「怪奇ファンタジー傑作選」('79)
番町書房 イフ・ノベルス3「クリスティー傑作集」('77)
HMM'69.12
6 ラジオ 1926
7 検察側の証人 1925 HMM'69.10
8 青い壺の謎
(青い壺の秘密)
1924 別冊宝石126('64)
9 アーサー・カーマイクル卿の奇妙な事件 1933
10 翼の呼ぶ声
(翼のまねき)
11 最後の降霊会
(最後の降霊術)
(最後の心霊術)
別冊宝石83('59)
別冊宝石105('61)
12 S・O・S
(SOS)
1926
リスタデール卿の謎
(白鳥の歌)
1934 早川文庫 クリスティー文庫56
早川文庫1-61
創元文庫105-2
1 リスタデール卿の謎
(リスタデール卿の秘密)
1925 宝石'58.1
2 ナイチンゲール荘
(夜鶯荘)
(うぐいす荘)
1924 創元文庫100-3「世界短編傑作集3」('60)
嶋中文庫 グレート・ミステリーズ2「アクロイド殺害事件」('04)
東京創元社 世界推理小説全集51「世界短篇傑作集2」('57)
光文社文庫「世界傑作推理12選&ONE」('86)
映画化「血に笑ふ男」('37)
3 車中の娘
4 六ペンスのうた
(六ペンスの唄)
1934 EQMM'57.1
5 エドワード・ロビンソンは男なのだ
(エドワード・ロビンソンは男でござる)
1924
6 事故 1929 創元推理文庫169-1「毒薬ミステリ傑作選」('77)
別冊宝石83('59)
7 ジェインの求職 1924
8 日曜日にはくだものを
(日曜日には果物を)
9 イーストウッド君の冒険
(シーストウッド氏の冒険)
1924
10 黄金の玉 1934
11 ラジャのエメラルド
(ラジャーのエメラルド)
1926
12 白鳥の歌
黄色いアイリス 1939 早川文庫 クリスティー文庫59
早川文庫1-56
米版のみ
ポアロ5編、マープル1編、パイン氏2編他全9編
1 仄暗い鏡の中に
(暗い鏡のなかに)
1934 創元文庫105-4「砂に書かれた三角形」
愛の探偵たち 1950 早川文庫 クリスティー文庫61
早川文庫1-55
米版のみ全9編
邦訳はポアロ2編、マープル4編、クィン氏1編他全8編(「二十四羽の黒つぐみ」割愛)
1 三匹の盲目のねずみ
(三匹の盲ネズミ)
(三匹のめくらのネズミ)
(三匹のめくらの鼠)
(殺しのメロディー)
創元文庫105-3「二十四の黒ツグミ」
国土社 少年SF・ミステリー文庫('83)
EQMM'64.5
戯曲「ねずみとり」の原作
教会で死んだ男 1951
1961
早川文庫 クリスティー文庫62
早川文庫1-71
日本で独自に編纂(「The Under Dog and other Stories」('51)の8編+「Double Sin and other Stories」('61)の5編所収)
ポアロ11編、マープル1編他全13編
1 洋裁店の人形
(人形)
番町書房 イフ・ノベルス3「クリスティー傑作集」('77)
HMM'71.7
ベツレヘムの星 1965 早川文庫 クリスティー文庫94
早川書房('80)
アガサ・クリスティー・マローワン名義、詩とクリスマス・ストーリー
1

ごあいさつ

2 ベツレヘムの星
3 クリスマスの花束
4 いたずらロバ
5 黄金、乳香、没薬
6 水上バス
7 夕べの涼しいころ
8 空のジェニー
9 いと高き昇進
10 神の聖者
11
マン島の黄金
(マン島の黄金 クリスティー最後の贈り物)
1997 早川文庫 クリスティー文庫64
早川文庫1-89
早川書房('98)
ポアロ2編、クィン全10編
(クリスティー文庫版のみ12編)
1 夢の家 1926
2 名演技 1923
3 崖っぷち 1926
4 孤独な神さま
5 マン島の黄金 1930 HMM'98.10
6 壁の中 1925
7 光が消えぬかぎり 1924
8 白木蓮の花
(白もくれんの花)
1926 HMM'75.12 本来メアリ・ウェストマコット名義の作品
クリスティー文庫版のみ追加収録
9 愛犬の死 1929 HMM'76.12

【その他の短編集】

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
The Witness for the Prosecution and other Stories 1948 - 米版のみ
「死の猟犬」から6編+「リスタデール卿の謎」から2編+初収録の「二度目のゴング」の全9編
The Under Dog and other Stories 1951 - 米版のみ
「負け犬」+「教会で死んだ男」所収の8編の全9編
Double Sin and other Stories 1961 - 米版のみ
「最後の降霊会」+「教会で死んだ男」所収の5編の全15編
The Golden Ball and other Stories 1971 - 米版のみ
「リスタデール卿の謎」から8編+「死の猟犬」から5編+初収録の「白木蓮の花」「愛犬の死」の全15編

【戯曲・長編】

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
そして誰もいなくなった 1944 新水社('84)
HMM'90.10
「そして誰もいなくなった」の脚色
ねずみとり 1952 早川文庫 クリスティー文庫66
早川文庫1-57
HMM'75.12
検察側の証人
(情婦)
1953 早川文庫 クリスティー文庫67
早川文庫1-54
角川文庫('85)
映画化「情婦」('57)
TVドラマ化('82)
蜘蛛の巣 1954 早川文庫 クリスティー文庫68
早川文庫1-58
HMM'79.12
招かれざる客 1958 早川文庫 クリスティー文庫69
早川文庫1-53
EQ'79.1
殺人をもう一度 1960 光文社文庫
EQ'86.1
「五匹の子豚」の脚色
ポアロ未登場
アクナーテン 1973 早川文庫 クリスティー文庫71
早川文庫1-90
HMM'02.1

【戯曲・短編集】

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
海浜の午後 1962 早川文庫 クリスティー文庫70
早川文庫1-79
1 海浜の午後 EQ'80.1
2 患者 EQ'81.1
3 鼠たち HMM'80.12

【戯曲・その他】

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
評決 1958 早川文庫 クリスティー文庫65「ブラック・コーヒー
HMM'85.4

【旅行記】

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
さあ、あなたの暮らしぶりを話して 1946 早川文庫 クリスティー文庫85
早川書房('92)
アガサ・クリスティー・マローワン名義
1975年改訂
夫との旅行記

【詩集】

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
The Road of Dreams 1924 -
Poems 1973 -

【自伝】

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
アガサ・クリスティー自伝 1977 早川文庫 クリスティー文庫97・98(上下)
早川文庫1-86・87(上下)
早川書房(上下)('78)
HMM'78.4-11

【普通小説】

─愛の小説シリーズ(メアリ・ウェストマコット名義)─

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
愛の旋律 1930 早川文庫 クリスティー文庫75
早川文庫 NV105
未完の肖像 1934 早川文庫 クリスティー文庫77
早川文庫 NV117
春にして君を離れ 1944 早川文庫 クリスティー文庫81
早川文庫 NV38
暗い抱擁 1947 早川文庫 クリスティー文庫86
早川文庫 NV79
娘は娘 1952 早川文庫 クリスティー文庫89
早川文庫 NV57
愛の重さ 1956 早川文庫 クリスティー文庫91
早川文庫 NV43

【評伝・研究書その他】

No. 事件名 発表年 邦訳 備考
アガサ・クリスティー読本 1977 早川書房 新装版('90)
早川書房('78)
H・R・F・キーティング他著
名探偵読本3 ポアロとミス・マープル 1978 パシフィカ('78) 矢野浩三郎+数藤康雄編
欺しの天才
─アガサ・クリスティ創作の秘密
1980 秀文インターナショナル('82) ロバート・バーナード著
アガサ・クリスティーの生涯 1985 早川書房(上下) ジャネット・モーガン著
遺族公認の伝記
アガサ・クリスティー
 生誕100周年記念ブック
1990 早川書房('90)
アガサ・クリスティー99の謎 2004 早川文庫 クリスティー文庫99 早川書房編集部編
雑学集
アガサ・クリスティー百科事典 早川文庫 クリスティー文庫100 数藤康雄編
事典
ミステリーの生まれたところ
─NHKアガサ・クリスティー紀行
日本放送出版協会 坂本康子著、数藤康雄&NHKアニメーション室監修
アガサ・クリスティーの晩餐会
─ミステリの女王が愛した料理
2006 早川書房 アンヌ・マルティネッティ&フランソワ・リヴィエール著、フィリップ・アッセ写真
クッキング・フォトエッセイ

【映画原作】

No. 事件名 発表年 DVD 備考
Love from a Stranger
血に笑ふ男(米)
1937 - 監督:ローランド・V・リー
脚本:フランセス・マリオン
主演:ベイジル・ラスボーン、アン・ハーディング
原作「ナイチンゲール荘」(「リスタデール卿の謎」所収)
そして誰もいなくなった(米) 1945 ジュネス企画('03) 監督:ルネ・クレール
脚本:ルネ・クレール、ダドリー・ニコルズ
主演:バリー・フィッツジェラルド&ウォルター・ヒューストン
原作「そして誰もいなくなった」
Love from a Stranger(米) 1947 - 監督:リチャード・ウォーフ
主演:ジョン・ホーディアク、シルヴィア・シドニー
原作「ナイチンゲール荘」を基にした同名の戯曲
情婦(米) 1957 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント('02)
20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント「ビリー・ワイルダー DVDコレクションBOX」('02)
監督:ビリー・ワイルダー
脚本:ビリー・ワイルダー、ハリー・カーニッツ
主演:タイロン・パワー、マレーネ・ディートリッヒ
原作「検察側の証人」(戯曲)
The Spider's Web 1960 - 監督:ゴドフリー・グレイソン
主演:グリニス・ジョンズ、ジョン・ジャスティン
原作「蜘蛛の巣」(戯曲)
姿なき殺人者(英) 1965 ワーナー・ホーム・ビデオ('06) 監督:ジョージ・ポロック
脚本:ピーター・イェルダム、ダドリー・ニコルズ、ピーター・ウェルベック
主演:ヒュー・オブライエン
原作「そして誰もいなくなった」
エンドレスナイト(英) 1971 ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン('08)
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン「アガサ・クリスティ:ミステリーDVDコレクション」(DVD−BOX)('07)
監督:シドニー・ギリアット
脚本:シドニー・ギリアット
主演:ヘイリー・ミルズ、ハイウェル・ベネット
原作「終りなき夜に生れつく」
And Then There Were None (Ten Little Indians)
そして誰もいなくなった
(伊・仏・スペイン・西独)
1974 - 監督:ピーター・コリンソン
脚本:ピーター・ウェルベック
主演:オリヴァー・リード、エルケ・ソマー、リチャード・アッテンボロー
原作「そして誰もいなくなった」
Ordeal by Innocence
ドーバー海峡殺人事件(英)
1984 - 監督:デズモンド・デイヴィス
脚本:アレクサンダー・スチュワート
主演:ドナルド・サザーランド、フェイ・ダナウェイ、イアン・マクシェーン
原作「無実はさいなむ」
10 Ten Little Indians
アガサ・クリスティー/サファリ殺人事件(米)
1989 - 監督:アラン・バーキンショー
脚本:ジャクソン・ハンシッカー、ジェリー・オハラ
主演:ナルド・プレザンス、ブレンダ・ヴァッカロ、フランク・スタローン
原作「そして誰もいなくなった」

【テレビ映画原作】

No. 事件名 発表年 DVD 備考
おしどり探偵/なぜ、エヴァンスに頼まなかったのか?(英) 1980 ハピネット・ピクチャーズ「おしどり探偵 完全版7・8」('05)
ハピネット・ピクチャーズ「おしどり探偵 完全版 DVD−BOX2」('05)
監督:ジョン・ハワード・デイヴィス、トニー・ワームビー
脚本:パット・サンダース
主演:フランチェスカ・アニス、ジェームズ・ワーウィック
原作「なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?」
Witness for the Prosecution
検察側の証人(米)
1982 - 監督:アラン・ギブソン
脚本:ジョン・ゲイ
主演:ラルフ・リチャードソン、ボー・ブリッジス、デボラ・カー
原作「検察側の証人」(戯曲)
Agatha Christie's Sparkling Cyanide
アガサ・クリスティ/スキャンダル殺人事件
(忘られぬ死)(米)
1983 - 監督:ロバート・マイケル・ルイス
脚本:ロバート・マルコム・ヤング、スティーヴン・ハンフリー、スー・グラフトン
主演:デボラ・ラフィン、アンソニー・アンドリュース、ハリー・モーガン
原作「忘られぬ死」
The Man in the Brown Suit
茶色の服の男
(アガサ・クリスティ/殺しのブラウン・スーツ)(米)
1988 - 監督:アラン・グリント
脚本:カーラ・ジーン・ワグナー
主演:ステファニー・ジンバリスト、ルー・マクラナハン、トニー・ランドール
原作「茶色の服の男」
アガサ・クリスティー/蒼ざめた馬
(魔女の館殺人事件)(米・英)
1996 ハピネット・ピクチャーズ('05) 監督:チャールズ・ビーソン
脚本:アルマ・カレン
主演:コリン・ブキャナン、ジェイン・アッシュボーン、マイケル・バーン
原作「蒼ざめた馬」
アガサ・クリスティー・コレクション 忘られぬ死(英) 2003 ハピネット・ピクチャーズ('05) 制作:スーザン・ハリソン
脚本:ローラ・ラムソン
主演:ポーリーン・コリンズ、オリヴァー・フォード・デイヴィス、ケネス・クラナム
原作「忘られぬ死」

【参考】「アガサクリスティー自伝/下」(早川書房 ハヤカワミステリ文庫)
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